2020-11-18 第203回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
サツマイモもと腐れ病は、糸状菌というカビの一種が原因となりまして、サツマイモのつるが枯れ、芋が腐るという症状の病気でございます。我が国におきましては、平成三十年にこれが発見をされたということでございます。本年は、特に梅雨末期の豪雨によりまして被害が甚大だということでございます。
サツマイモもと腐れ病は、糸状菌というカビの一種が原因となりまして、サツマイモのつるが枯れ、芋が腐るという症状の病気でございます。我が国におきましては、平成三十年にこれが発見をされたということでございます。本年は、特に梅雨末期の豪雨によりまして被害が甚大だということでございます。
タマネギべと病と申しますのは、いわゆる糸状菌という菌の感染により葉が黄色くなり、あるいは生育不良を引き起こすと、やがては病死させてしまう病害でございます。この適切な防除を実施しなければ、圃場全面に病気が拡大し、被害が甚大となります。このため、感染植物の小まめな抜取りと適期を捉えた薬剤防除、これを徹底するように指導申し上げているところでございます。 お尋ねの件でございます。
梨の萎縮病は、糸状菌によって引き起こされまして、感染すると葉に萎縮症状があらわれ、ひどくなると枝や木全体が枯れる病気でございます。樹勢が弱い老木で発生が顕著でございます。 日本各地で古くから発生が報告されておりましたけれども、長い間その病原菌は明らかになっておらず、平成二十三年になって初めて病原菌チャアナタケモドキが特定されまして、診断が可能となりました。
それで、農水省自身が二〇〇三年の八月に日本ポテトチップス協会の要請に対して回答をしているわけですけれども、その中で言っている答えは、特にバレイショに甚大な被害を与える細菌、それから糸状菌などの中には、土壌中に三十年以上潜伏するものや他の野菜類にも被害を及ぼすものもあると。
例えば、キュウリの糸状菌病とかトマトの萎縮病、そういったものに関します品種開発が具体的な例として例示すれば成果として挙げられております。 また、省力栽培という面では、セル成形苗による機械化移植あるいは接ぎ木の自動化、そういったような研究が進められておりまして、具体的な成果が上がっております。
○関谷政府委員 しま萎縮病の病源でございますが、これは御承知のように糸状菌の一種でございますポリミクサ、これが媒介いたします土壌伝染性のウイルスでございます。
これまでの研究を通じまして、この腐乱病の発生が糸状菌によって起こるというようなこととか、あるいはこの腐乱病に対して防除する効果のある薬剤、またその薬剤を使った効果的な防除法、こういったものにつきましてはいろいろと開発をしてまいったわけですけれども、やはり問題といたしまして、防除適期が、萌芽期までに薬剤の散布をするというような時期の制約があります。
そこでこれまでに至る過程としまして、先ほど触れましたように四十三年から四十六年にわたりまして、たとえば根系の分布だとか、あるいは土壌の理化学性、気象災害などとの関連性はどうかとか、それから根に加害をするところのクロカミキリの調査、あるいは材を侵す青変菌等を接種した実験とか、さらに根系に見られるところの微生物の接種実験、あるいはその他の糸状菌菌類等、あるいは土壌線虫等の検出等いろいろの方法をとってだんだんと
天敵を利用した防除技術につきましては、五十三年度以来林業試験場におきまして、また、公立の林業試験場と協力いたしまして検討してまいっておるわけでありますが、現在、マツノマダラカミキリの天敵といたしましては、セラチア菌という細菌でございますが、これとボーベリアバッシアーナ菌、これは糸状菌でございますが、これが病原体として確認されております。
ザイセンチュウ本来は糸状菌を食べて増殖するわけでございますが、松の場合は、いま申し上げました樹脂道の回りの細胞を食べて増殖するということが実験によっても証明されておるわけでございます。
薬剤の空中散布がマツノザイセンチュウの天敵としてのダニや糸状菌に及ぼす影響につきましては、これら天敵は天敵として樹体内で活動しているものでありまして、直接薬剤の影響を受けることはないというふうに考えられております。
伊藤君もこの辺ははっきりわかっておらぬがと書いていますが、糸状菌、俗な言葉で言うとカビですよ。カビ食って生きているんだ、木を食って生きているんじゃないんですよ。だからマツクイムシなんて名前がすでにおかしいんで、法案の名前にこういうおかしいものをつけることはずいぶん私はおかしいと思うんです。しかし、これも伝統があるから簡単に変えられぬのだろうと思いますが、糸状菌を食って生きているんです。カビです。
イチゴにつきましては、先生の御指摘のとおり、四十三年ごろから萎黄病という糸状菌、カビの一種のようでございますけれども、それに基づく病気が発生をしてまいっておりまして、イチゴの主産県のみならず全国的に広がりつつある状態でございます。
この新聞記事によりますと、これまでのナシ園の病源というのは糸状菌によるものがほとんどであったけれども、今度は細菌性の病害である。たまたま九州農業試験場の調査では、これはおそらくナシの火傷病ではないか、こういうことで九州農業試験場が指導をいたしました。御承知のように、このころたいへんな雨が続いたのであります。
それから食糧等におきますところの古々米の毒性等を中心として食糧の特殊糸状菌に関する研究、これは四十六年度から始めますが、畜産試験場その他の機関でやらせる。それから害虫の総合的防除法に関する研究ですね。これも四十六年度から新たにやりますが、これはかなり大がかりにやりたいということでありまして、農業技術研究所その他の機関にやらせます。いわゆる先ほどの天敵その他の問題でございます。
それに千葉県産米に分布するアスペルギルス属糸状菌という数字があるのです。それによりますと、アスペルギルス・レペンス、これもかなり出ているのです。これが水分が一四%から一四・二%くらいでカビが出る、こういうのです。それからいまおっしゃったアスペルギルス・ベルシコラー、これは明らかにステリグマトシスチン、こういう有毒物質を出すということが確認されておるわけですね。これも相当出ているのですよ。
それから天敵といたしましては、従来は、昆虫天敵あるいは天敵昆虫というものが多く研究されてきたのでございますが、最近は、線虫でございますとか、あるいはバクテリア、さらに糸状菌——ルビのようなものでございます——あるいはウィルス、そういうものを利用する研究が行なわれておりまして、これらのいわゆる微生物天敵は大量培養に成功する可能性が高うございますので、今後の天敵として注目されておるわけでございます。
このものについて細菌学的の検査をいたしまして最近わかりましたのですが、このものは糸状菌という黴が相当影響を示して起つたものらしいということが判明しておりますのでそのことを付け加えさせていただきます。